ハヤカワ版 318巻『フルロックの聖域』読了 ハヤカワ版318巻『フルロックの聖域』を読了した。著者は前半「フルロックの聖域」がウィリアム・フォルツ、後半「レイチャの後継者」がH.G.フランシス。訳者はそれぞれ増田久美子氏、青山茜氏。前半は、ユーロクのトリトレーアから入手した情報をもと... 2005.12.11 ハヤカワ版誤訳
ハヤカワ版 だってわたしは異人だもの ハヤカワ版:「ヤアンツァルを滅ぼせばよいのだ」と、つぶやく。もちろん、許されることではないし、不可能だとわかっていたが……しかし、いい考えである。自分は帰り道を捜して迷いこんだ、よそ者にすぎないのだから。原文:"Jemand müßte Y... 2005.12.11 ハヤカワ版誤訳
誤訳 禍転じて……はポジティブ? aus der Not eine Tugend machen /試訳:怪我の功名上述の熟語は諺で、「禍転じて福と成す」が通例。ちゃんと普通の独和辞典にも載っている。困窮から長所を作り出す、というのが直訳。以前、この熟語に初めて遭遇したときに... 2005.12.08 誤訳
ハヤカワ版 サイナック脳の謀略 -5- 仲間たちは、かれの論拠をしりぞけようとして苦慮している。この場にいるものの多く――特に、ヤアンツァル滞在歴の長いもの――にとり、トゥールトを無慈悲な殺戮マシーン以外とみなすことは困難なのだ。だが、それはトゥールトの身を守り、任務の遂行を容易... 2005.11.13 ハヤカワ版誤訳
誤訳 それを取り去って…… take it away /さあ、はじめよう……昔(高校時代)使っていた英和辞典には、ちゃんと載っていた。いま手元にあるライトハウス(研究社)には掲載されてないなー。つまり、今回のこれ、証拠が何もないので、ほんとに戯言である。ここ重要(笑)... 2005.11.06 誤訳
ハヤカワ版 不可視の境界 -1- ハヤカワ版:(p143) 三四五六年、太陽系帝国はなお混乱していた。大群に勝利してから、十四年が経過しようとしているにもかかわらず。それでも、太陽系人類は活力をとりもどしたほうなのだ。銀河のほかの宙域では、依然として大群の傷跡がのこされてい... 2005.11.03 ハヤカワ版誤訳
ハヤカワ版 無限からの警告 -1- 声が無限をつらぬいて流れていく。いたるところで、時空から乖離して。受容する感覚さえあるなら、誰にでも聞くことができる。けれど、何が起きたか気づくものは、そもそも宇宙に二体しか存在しなかった。 “それ”と“反それ”である。 その言葉は虚無中を... 2005.11.03 ハヤカワ版誤訳
ハヤカワ版 315巻『GOK出動!』読了 315巻『秘密臓器コマンド出動!』を読了。著者は前半「秘密臓器コマンド出動!」がエーヴェルス、後半「ユーロクの遺産」がダールトン。訳者はフリューゲルの田中栄一氏。犯罪者のボディがそろそろやっかいになってきたローダン脳。半ば脳死状態のヘルタモ... 2005.09.12 ハヤカワ版誤訳
ハヤカワ版 313巻『ゼロ時間の橋』雑感 まずはじめに、謝っておこう。ごめんなさいm(__)m↓理由のひとつは、先般の記事中で「これで当分のあいだローダン(の肉体)は本編に登場しない」と書いたが、今回、実にあっさりと再登場。原書はあっても中身を全部ちゃんと読んだわけではないので、は... 2005.07.08 ハヤカワ版誤訳
ハヤカワ版 想像力は必要かと 今月の「あとがきにかえて」の件。なんだかなあと思ったのはわたしもいっしょだが、理由はまったく逆。創造力はともかく、想像力は要るんじゃないかと。tausende→2万への変換については、だから、「とりたてて書くほどのこっちゃねーじゃん」という... 2004.12.19 ハヤカワ版誤訳