メモ 原稿を審査する編集者たち 先だってのクレーの回想録で出てきた“原稿審査係(レクトール)”について、マガンからツッコミ&考察のメールを頂戴した。原稿審査係と編集者(レダクトイア)っておなじもの? という。わりとおもしろかったので、自分でもちょっと確認してみた。ペリペデ... 2020.05.12 メモ誤訳
ハヤカワ版 1000話「テラナー」について (6) 1000話「テラナー」について、いよいよ最終回である。ローダン・ヘフト1000話の表紙には、こう書かれている。Der TerranerDie kosmische Bestimmung der Menschheit物語のタイトルと、あおり文句... 2017.05.07 ハヤカワ版メモ誤訳
ハヤカワ版 1000話「テラナー」について (5) 1000話「テラナー」について、第5回である。ごやてんでもこそっとリンクを貼ってあるが、William Voltz のウェブサイトがある。ローダン関連のサイトができたのは90年代後半からなので、無論、フォルツ自身が関与しているわけではない。... 2017.05.07 ハヤカワ版メモ誤訳
ハヤカワ版 1000話「テラナー」について (4) 1000話「テラナー」について、第4回である。ウィリアム・フォルツことヴィルヘルム・カール・フォルツは1938年1月28日生まれで、ちょうどローダン(1936年生)やブル(1938年生)と同年代である。第二次大戦中、徴兵をうけた父は補給船の... 2017.04.30 ハヤカワ版メモ誤訳
ハヤカワ版 1000話「テラナー」について (3) 1000話「テラナー」について、3回目である。いきなりローダンと関係ない話でアレだが、わたしが高校生の頃、エルリックの翻訳目当てで買い始めた漫画誌WINGS(現在はウイングス)で、当時から唯一掲載が続いている大河シリーズ〈パーム〉。現在最終... 2017.04.24 ハヤカワ版メモ誤訳
ハヤカワ版 1000話「テラナー」について (2) 1000話「テラナー」について、論じたりあげつらったり(笑)する本企画、2回目である。まず、本来は第3部「その男、ペリー・ローダン」で扱う範囲だが、セリフをひとつ引用する。ハヤカワ版(p201):「説明しにくいんだけど……調和のとれた光の波... 2017.04.18 ハヤカワ版メモ誤訳
ハヤカワ版 アルコンの野蛮な古代(笑) 早川版ローダンの475巻『獣の支配者』が現在書店に並んでいる。のだが。1万年前のアルコン文明はどんだけ野蛮なんでしょってかんじで、びっくりだよー ^^;;;;;;;;;;;;……というメールを頂戴したので、しかたがない。近所の書店に足を運び... 2014.06.26 ハヤカワ版誤訳
ハヤカワ版 誰がフクセン殺したの? 私的脳内では、原典であるマザー・グースより、明らかにクック・ロビン音頭の方の比重が大きいのだが。そーれ、ぱぱんがぱんっ。とはいえ、今回の話題は、「ご先祖っ」「子孫っ」がしっ――ではなく(笑)ハヤカワ版431巻『脳搬送』後半「時の氷風」の、質... 2012.08.30 ハヤカワ版誤訳
ハヤカワ版 バジスバジス亀の子バジス (3) というわけで、亀の子バジス最終回は、《ソル》に次いでシリーズで最も長期にわたりメインをはった巨艦《バジス》の形についてである。なお、試訳では、ルナ緊急オペレーションのリーダーを英語読みに直してある。同姓のSF作家の邦訳が、このあいだ当のハヤ... 2012.08.22 ハヤカワ版メモ誤訳
ハヤカワ版 バジスバジス亀の子バジス (2) 前回から、だいぶ間が空いてしまった。正直、内容確認・精査のためにページをめくるたびに誤訳の山で遭難するのに心身の危険を感じたのもある。よくもまあ「マールは大好物」とか書けるものだと思うわ。いやマジで。謎の「宇宙船一万隻」該当箇所は、基本はこ... 2012.08.20 ハヤカワ版メモ誤訳