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アルコン人は大統領!?

Prätendent / 【試訳】“継承者”、嗣執政官アフィリー・サイクル、銀河系編の各話を読みつつ、ずっと気になっていること――。それが、新アインシュタイン帝国における、アルコン人アトランの役職だったりする。大行政官、という訳語がどこから...
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お武家様と一等地

Es ist dir gestattet, dich aufzurichten. /苦しゅうない、おもてを上げい。2500話から登場する周波王国の尖兵、クローン兵団ダルチュルカとこれを率いる周波トレーサー・シンナフォック。これがまた、なんと...
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アニューム主義者、だったか……

Anjumisten / アニューミスト前項でも取り上げている、「赤い宇宙の帝国」シリーズ。読むのにけっこう骨が折れるのは、用語がいちいち特殊だから。惑星コペルニクスのややネジのぶっとんだ科学者たちが大挙して異宇宙に移住し、拡張した帝国、と...
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ローダン・オールタイム・ベスト2003

2003年、HJB出版がヘフト1話を豪華製本したGold-Editionという企画を立てた。いわゆる愛蔵版、であるが、いまの日本で言えば「完全版」コミックスの発想に近いだろう。ともあれ、その企画にあたって読者に「何話のGold-Editio...
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最近の覚書

あとはホントに覚書。 『黒のトイフェル』って、思い切ったなオイ^^; 原題は Tod und Teufel (たぶん『死神と悪魔』) シャドウ・パイラーはどうにも「影杭打機」にしか見えん。原語は Schattenpeiler。シャドウ・デテ...
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平和を愛するトラック野郎ども

Friedensfahrer / 平和ドライバーいや、個人的にもこの訳語あんまり好きじゃないんだけどね……「平和のねじ回し」みたいに見えるし(笑) サイクル名としては「網を歩む者」「第六使徒」以来の無理やり訳なのは承知のうえ。だけど、「宇宙...
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庶子認知部屋とかやると全然ちがうもの(笑)

Filiationskammer / 支体房Heyne社から出ているローダン・ペーパーバック・シリーズ『赤い宇宙の帝国』にて登場する、一風変わったクローニング装置。複製はオリジナルとリンク状態にあって、その経験がオリジナルにフィードバックさ...
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わかっちゃいたけど、サー

351巻には、どんな訳になるか楽しみにしていた文章があった。今後《ソル》が登場する限りつきあっていくことになるはずの、セネカの口癖である。■p52ハヤカワ版:「それなら知っています、サー」原文:Das wüßte ich aber!……え゛...
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コウモリは飛んでいく

Fledermaus / コウモリFeuerflieger / ファイアフライ(螢)、消火飛行艇ハヤカワ版339巻『3460年のゼウス』にて登場した種族、ムシーラー(Mucierer)。Cはサ行で確定なのかとか、昨今“ムシ”とカタカナで書か...
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人事を尽くして待つものは?

Der Mensch denkt, Gott lenkt. /【諺】人事を尽くして天命を待つ (人は考え、神は導く)前項・尋問編のイルミナのセリフ、ハヤカワ訳は明らかにこの諺を意識しているので、一応取りあげておく。日本語訳は、それこそ千変万...