2005-12

作家情報

ティトゥス・ミュラーにC・S・ルイス賞

公式サイトを見ると、ゲスト作家ティトゥス・ミュラーが執筆した、2319話『ヴルガタの植民者』が、2005年C・S・ルイス賞を獲得したことが報じられている。ティトゥス・ミュラーがゲスト作家として参加することは、既報のとおり。Logbuchによ...
ハヤカワ版

フルロックの聖域 -3-

なんか……むしろ長くなっているのはなぜだろう?(笑)いや、必ずしも誤訳でないのまで混じってしまったからなのは、明白なのだが。■42pハヤカワ版:「ここなら、ステーションを覆う腐植土層もごくわずかだ。この近くなら、どこを掘っても、すぐ金属面が...
ハヤカワ版

フルロックの聖域 -2- 後編

2章後半は、思ったほど多くない。代わりに、★印級のものがほとんどだったりする。■32pハヤカワ版:ステーションも、地上施設か宇宙船か、まだはっきりしない。しかし、なにかがあるとしたら、地中だろう。原文:Auch Einzelheiten e...
辞書

うちの辞書:独和編

あんまりイタい話ばかりなのもナニなので……つーか、こっちの方が、実はもっとイタいかも(笑)自称・辞書フェチ(爆)なわたしの家には、まっとうな百科事典とかはないくせに、ローダン読むため・SF訳すため、と称して、やたらと辞書・辞典の類が多い。い...
ハヤカワ版

フルロックの聖域 -2- 前編

すでにお腹いっぱいな気もするが第2章……。■23pハヤカワ版:涙滴型の搭載艇に、原文:auf das eiförmige Beiboot試訳:卵形の搭載艇に、#卵→涙滴は1章にもあり。ハヤカワ版:「なんのつもりだ!」と、どなった。原文:"U...
ハヤカワ版

フルロックの聖域 -1-

ハヤカワ版:(p10)「どうしたのだ?」★原文:"Man sollte Ihnen verbieten, unsere Sprache zu benutzen", sagte Heltamosch.試訳:「きみにはナウパロの使用を禁ずるべき...
ハヤカワ版

318巻『フルロックの聖域』読了

ハヤカワ版318巻『フルロックの聖域』を読了した。著者は前半「フルロックの聖域」がウィリアム・フォルツ、後半「レイチャの後継者」がH.G.フランシス。訳者はそれぞれ増田久美子氏、青山茜氏。前半は、ユーロクのトリトレーアから入手した情報をもと...
ハヤカワ版

だってわたしは異人だもの

ハヤカワ版:「ヤアンツァルを滅ぼせばよいのだ」と、つぶやく。もちろん、許されることではないし、不可能だとわかっていたが……しかし、いい考えである。自分は帰り道を捜して迷いこんだ、よそ者にすぎないのだから。原文:"Jemand müßte Y...
誤訳

禍転じて……はポジティブ?

aus der Not eine Tugend machen /試訳:怪我の功名上述の熟語は諺で、「禍転じて福と成す」が通例。ちゃんと普通の独和辞典にも載っている。困窮から長所を作り出す、というのが直訳。以前、この熟語に初めて遭遇したときに...
ローダン

銀本92巻『《モドゥル》』

ハードカバー版で進行中のアフィリア・サイクルもいよいよ佳境。11月刊行の92巻『モドゥル』では、失われた地球を捜す《ソル》のローダンたちが、超知性体間の戦争にまきこまれる。星のメイルストロームの転送特異点に消えたテラとメダイロン系。その手が...